歌人の奥田亡羊さんが2025年4月11日に逝去されたことが報じられました。
葬儀は家族葬にて執り行われたとのことですが、奥田亡羊さんは結婚してて嫁や子供がいるのか気になる方も多いと思います。
- 奥田亡羊さんは結婚してて嫁(妻)はいるのか
- 子供は何人いるのか
について調査しまとめていきます。
奥田亡羊さんのプロフィール

- 名前:奥田亡羊(おくだ・ぼうよう)
- 本名:奥田尚良(おくだ・たかよし)
- 生年月日:1967年6月5日(57歳)
- 出身:京都府京都市
奥田亡羊さんは早稲田大学第一文学部を卒業後、23歳でNHKに入社しました。
文化・教育番組の制作に携わり、35歳で退社。
詩人としての受賞歴は以下の通りです。
- 1999年:「砂のダンス」で第42回短歌研究新人賞次席
- 2005年:「麦と砲弾」で第48回短歌研究新人賞を受賞
- 2008年:第一歌集『亡羊』で第52回現代歌人協会賞を受賞
- 2018年:第二歌集『男歌男』で第16回前川佐美雄賞を受賞
- 2022年:第三歌集『花』で第27回若山牧水賞を受賞
奥田亡羊こと奥田尚良は、かねてより病気療養中のところ4月11日の早朝、家族に見守られて享年57歳で死去いたしました。
— 奥田亡羊 (@boyookuda) April 14, 2025
葬儀は昨日4月13日、家族葬にて執り行いました。故人への生前のご厚誼に深く感謝申上げます。
なお現在、所属結社「心の花」の友人たちによって亡羊の新歌集を準備中です。 pic.twitter.com/AIgEBqrVaP
【顔画像】奥田亡羊は結婚してて嫁はいる?

奥田亡羊さんは結婚してて嫁はいるのか調査したところ、
奥田亡羊さんの結婚相手については、名前や顔画像などの一切の情報を明かしていません。
奥田亡羊さんが離婚したのもいつかは明かされてはいませんが、2008年に第52回現代歌人協会賞を受賞した第一歌集『亡羊』に、
- 妻との離婚
- 逃避のような田舎暮らし
などが表現されているそうです。
竹林投石5番
— 奥田亡羊 (@boyookuda) August 26, 2020
宛先も差出人もわからない叫びをひとつ預かっている 奥田亡羊
短歌を始めてまもなくの作。歌集『亡羊』の巻頭に置いた。短歌が自己表現でしかなかったら、それはそれで残念なことだと思う。#短歌 #心の花 #竹林投石
竹林投石21番
— 奥田亡羊 (@boyookuda) September 17, 2020
脱ぎ捨てた服のかたちに疲れても俺が求めるお前にはなるな 奥田亡羊
こういうことを言っているからいかんのだ。目が覚めるといて目が覚めるといなくなっている。#短歌 #心の花
竹林投石56番
— 奥田亡羊 (@boyookuda) January 15, 2021
黒き傘さして運河を下りゆく 娘よ、父は雨に降る雪 奥田亡羊
娘が家出をして私のところにきた。寝顔を見るのは何年ぶりだろう。
おそらく離婚後は母親が娘さんを引き取り、奥田亡羊さんは1人で田舎暮らしをしたのでしょう。
奥田亡羊はの子供は何人かも調査!
奥田亡羊さんには子供が何人いるのか調査したところ、
娘さんの顔画像は明かされてはいませんでしたが、以下の2つの理由から奥田亡羊さんに娘がいることがわかりました。
- Xで娘についてポストしていた
- 娘のために詩を書いていた
1:Xで娘についてポストしていた
奥田亡羊さんに娘がいることがわかった1つ目の理由は、Xで娘についてポストしていたからです。
高3になる娘が見舞いに来てくれた。口語詩句を奨励する奨学金の授与式が東京であったらしい。選者の小島なおさんにお会いしたのをうれしそうに話してくれた pic.twitter.com/Ey5s4JljjA
— 奥田亡羊 (@boyookuda) March 28, 2025
2025年3月28日に、春から高校3年生になる娘さんがお見舞いに来てくれたことをポストされています。
お嬢さんのスニーカーでしょうか。
娘さんの顔画像は明かしてはいませんが、靴の写真を撮るところが愛を感じます。
今日は娘の入学式。高校生になった。家を捨てる力をつけてくれたらと思う。
— 奥田亡羊 (@boyookuda) April 10, 2023
2023年4月10日は娘さんの入学式だったようですね。
高校生になり、家を捨てる力をつけてくれたらと思う。
意味深な内容ですが、家を捨てる=自立を表現されているのでしょうか。
父親の愛情が隠れている気がします。
娘の運動会を見た。運動会は、やる気のある人とない人のばらつき加減が、ちょうど宴会芸に似ている。宴会芸なら私も得意だ。指名されれば、指名した人を後悔させるぐらいの見事な芸を披露できる。娘は親ゆずりか、まったくやる気がなさそうだった。
— 奥田亡羊 (@boyookuda) June 4, 2022
娘の運動会を見た奥田亡羊さん。
奥田亡羊さんに似て、運動会はやる気がなさそうだったということですが、粋な表現がおもしろいですよね。
2:娘のために詩を書いていた
奥田亡羊さんに娘がいることがわかった2つ目の理由は、娘のために詩を書いていたからです。

奥田亡羊さんの歌集『花』の巻末に「娘よ」という詩が収録されているそうです。
お前の名前は慈円の和歌からとった。
極楽へまだ我が心ゆきつかず羊の歩みしばしとどまれ
羊の歩みとは時間のことだ。
春に花が咲き、
一日の終わりに夕暮れが来る。
お前に教えてやりたいのはそれだけだ。
私はもうすぐいなくなる。この最後の「私はもうすぐいなくなる」は、奥田さんの人生観を貫く哲学かもしれません。
https://minaminouo.exblog.jp/32950747/
奥田亡羊さんの娘への想いがあふれていますね。
まとめ
今回は歌人・奥田亡羊さんの妻や娘についてまとめました。
- 奥田亡羊さんは離婚していた
- 高校3年生の娘が1人いる
離婚後は1人で田舎暮らしをされながら歌人として活動されていた奥田亡羊さん。
闘病しながらも、最期はご家族に見守られて逝去されたとのこと。
現在は所属結社「心の花」のご友人たちにより亡羊の新歌集を準備中とのことで、発刊を心待ちにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。