ローソンのマチカフェからカフェインレス飲料が見かけなくなった理由、気になりませんか？
この記事では、ローソンがなぜカフェインレスコーヒーの販売を終了したのか、そして他のコンビニで代わりを手に入れられるのかを詳しく解説します。
- 最近ローソンでカフェインレスが買えなくて困ってる
- 健康のためにカフェインを控えてるのに、選択肢がない
と感じている方にとっては、とても切実な問題ですよね。
筆者も同じように感じた経験があります。
結論から言うと、ローソンでは需要やコスト面の理由からカフェインレスを終了した可能性が高いですが、他に買える場所や手段はしっかりあります。
まずはなぜローソンが販売をやめたのか、その背景から見ていきましょう。
ローソンのカフェインレスが終了したのはなぜ？
ローソンで販売されていたカフェインレスコーヒーが、ある時期を境に店頭から姿を消しました。
「お気に入りだったのに…」「いつの間に終わってたの？」と感じた方も多いのではないでしょうか。
ここでは、その理由について詳しく掘り下げていきますね。
なぜ販売終了したのか
コンビニの商品ラインナップは常に変化していて、限られた棚スペースの中で売れる商品だけが残っていきます。
カフェインレスコーヒーは一定のニーズこそあるものの、毎日大量に売れるほどではなかった可能性があります。
公式な発表はありませんが、SNSやレビューサイトなどを見てみると「いつの間にかなくなってた」「最近見かけない」という声が多く見られます。
つまり、明確なアナウンスはなかったものの、「静かにフェードアウトしていった」というのが実態のようです。
もしかして、ローソンのカフェインレスコーヒーなくなった？
— とわ (@towa24_) March 27, 2025
買おうとしたらメニューになくて…😭
筆者も以前はローソンのカフェインレスコーヒーによくお世話になっていたので、販売していないことを知った時はショックでした。
需要と売上のバランスの問題
健康志向の高まりや妊娠・授乳中の方へのニーズもあって、カフェインレスを求める人は増えてはいます。
でも、そこに「毎日買う」レベルのリピーターがいるかというと疑問が残ります。
コンビニは「大量消費」が前提の業態ですから、たまに買う人よりも毎日欠かさず飲む人の方が重要な顧客なのではないでしょうか。
そうなると、やはり販売を続けるのは厳しい判断になってしまいますよね。
コストや流通の課題
実は、カフェインレスのコーヒーって作るのにもコストがかかるんだとか。
カフェインを除去する工程には専用の設備や技術が必要で、原料の段階からすでに通常のコーヒーより高くつくそうです。
そのうえ、ローソンではマチカフェという専用マシンでコーヒーを提供していますよね。
その中でカフェインレス用の豆や設定を別途用意するのは、オペレーションの負担にもなります。
流通や在庫管理も含めて、他の定番商品に比べて「コストに見合う成果」が見えづらかったのかもしれません。
カフェインレス市場の現実
最近は健康志向が高まっているとはいえ、カフェインレスはまだ「ニッチ」な市場なのでしょう。
つまり、どれだけ良い商品でも「多くの人に売れなければ続かない」。
これはコンビニ業界ではごく自然な判断です。
ローソンも、商品ラインの最適化を考える中で、やむを得ずカフェインレスを終了させた可能性が高いですね。
ローソン以外のコンビニでカフェインレスを購入できる？
「ローソンでカフェインレスがなくなったなら、他のコンビニはどうなの？」
そう思った方も多いはずです。
ここでは、他の大手コンビニでのカフェインレス事情について詳しく解説します。
セブンイレブン
セブンで低カフェインコーヒーが選べるようになってました。今はホットだけどはいえ、毎回セブンは新しいコーヒーの選択肢を広げてくれる。 pic.twitter.com/5LtlCVL5vY
— あいのや@となりの珈琲兄さん (@mybest_ainoya) June 4, 2025
セブンイレブンでは、2025年3月頃からコーヒーマシンで「低カフェインホットコーヒー(R)」が一部店舗でラインナップに加わりました。
まだ取り扱っていない店舗もありますが、今後拡大していくようです。
| 商品名 | カフェイン量 |
| 低カフェインコーヒー（R） | 約21mg |
| ホットコーヒー（R）濃度：ふつう | 約98mg |
低カフェインコーヒーはレギュラーサイズのホットのみの提供です。
コーヒーマシンの構造上、現時点では低カフェインコーヒーのアイスやラテは難しいと思いますが、今後に期待したいですね。
今日のデカフェは、
— きっちゃん｜デカフェ生活 (@dcafkicchan) September 29, 2023
セブンプレミアム
ドリップコーヒー
カフェインレス
生豆測定時カフェイン除去率99.9%
セブンで売ってるカフェインレスコーヒー。
さすセブンプレミアム！一杯あたり約49円と高コスパ。
そして甘さを感じる美味しさ😋
おすすめです👍#セブンプレミアムカフェインレスコーヒー pic.twitter.com/mHnXC55RAb
なお、セブンプレミアムブランドからは、カフェインレスのドリップパックや「酪王カフェオレ」も販売されていて、店頭で手軽に買えるのが特徴です。
セブンプレミアムからインスタントタイプのカフェインレスコーヒーも販売されています。
砂糖やミルクを加えたり、おうちで好みに合わせて作れるのが嬉しいですね。
ファミリーマート
2025年6月現在、ファミリーマートの店内カフェマシン（FAMIMA CAFÉ）でカフェインレスコーヒーの提供は行われていません。
カフェインレスのペットボトルやチルド商品などが販売されていたことはありますが、こちらも定番化しているわけではありません。
ファミマで見つけたカフェインレスのインスタントコーヒー（分包）。店頭でこういうの中々売ってないから、嬉しくなって買ってしまった。味は普通に美味しいインスタントコーヒーでした(^^) pic.twitter.com/fQxbD3sTug
— ミキ (@mugi_spica) April 1, 2024
カフェインレスのインスタントやスティックタイプのコーヒーは置いてある店舗もありそうです。
なお、ファミマはプライベートブランド「ファミマル」で健康志向商品を展開しているので、今後カフェインレス展開の可能性もあるかもしれませんね。
ミニストップ 他
ミニストップやデイリーヤマザキなどの中堅コンビニでも、カフェインレスの品揃えは限定的です。
とはいえ、アサヒやサントリー、UCCなどが出している「カフェインレスボトルコーヒー」などは、大手コンビニであれば取り扱いの可能性が高いです。
探してみると、意外に冷蔵棚で見つかることもありますよ。
ローソンのカフェインレスが終了したのはなぜ？他コンビニでの入手方法についても！まとめ
他のコンビニではセブンイレブンのセブンカフェから低カフェインコーヒーが販売されています。
また、セブンプレミアムブランドからカフェインレスのドリップパックやインスタントコーヒー、「酪王カフェオレ」などが販売されていて、選択肢が広がっています。
ファミマやミニストップなどではオリジナルブランドのカフェインレスコーヒーは販売していませんが、ペットボトルなどでカフェインレス飲料を置いてある店舗も多いようです。
筆者はカフェインの入ったドリンクが飲めない体質のため、カフェインレス飲料の取扱いが増えることを祈っています。