北海道にトコジラミはいない?寒さに弱い?

北海道にトコジラミはいない?寒さに弱い?

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トコジラミが世界中で増加しているというニュースをよく見かけるようになりました。

北海道は寒いのでトコジラミはいないのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、北海道にトコジラミはいないかどうかについてと、トコジラミは寒さに弱いのかなど調査してまとめています。

北海道にお住いの方や旅行を考えられている方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

北海道にトコジラミはいない?寒さに弱い?

北海道にトコジラミはいないかについてですが、残念ながら北海道にもトコジラミはいます。

詳しくご紹介していきますね。

北海道にトコジラミはいない?

北海道でも以前からトコジラミの発生が報告されています。

かつて、トコジラミは人の暮らしの中でとても身近な存在でした。戦後、殺虫剤の利用や生活環境が良くなることで急速に数が減り、トコジラミによる被害が少なくなりました。

ところが近年、世界中で再び増加しており問題となっています。国内でも都市部を中心に保健所への相談が増えつつあり、北海道でも年々相談件数が上昇しているそうです。

北海道には多くの観光客が訪れるため今後の発生が懸念されていますが、10年以上前からトコジラミに関しての注意喚起はされており、最近になって始まったというわけではありません。

トコジラミは寒さに弱い?

トコジラミは寒冷地である北海道でも発生します。気温が低いとトコジラミの活動量は減るものの、トコジラミは寒さに強く、死滅はしません。

北海道は屋外は凍えるほどに寒いですが、屋内はとても暖かいからです。

北海道の住宅や建造物は気密性が高く暖房完備のため、薄着で過ごせることができるほど暖かいです。真冬でもアイスがよく売れるほどです。

私たちが快適な環境はトコジラミにとっても快適だということです。

外国からの観光客のスーツケース内に潜んでいたトコジラミが、常に暖かな北海道のホテルで繁殖する可能性が高いと言われています。

トコジラミ対策

トコジラミ対策は主に4つあります。

  1. 掃除を徹底する
  2. 高温処理する
  3. 殺虫剤を使用する
  4. 段ボールを家に持ち込まない

それぞれご紹介していきますね。

掃除を徹底する

家具や床、壁、カーテン、布団など、トコジラミが潜む可能性のある場所を掃除することが大切です。普段から掃除をしておくことで、トコジラミの早期発見にもつながります。

トコジラミは血を吸った後、赤黒い糞(血糞)をします。血糞を見つけたら、トコジラミが生息していることの発見になります。

万が一、トコジラミを発見した場合、掃除機で吸い取り、死骸をゴミ袋などに入れて密閉させてから捨てると安心です。その場合、他にも家に潜んでいる可能性が高いので、専門業者に相談してください。

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高温処理する

トコジラミは熱に弱いため、布団やカーペットなどの洗えるものは、50℃以上の湯で洗います。可能であれば乾燥機にかけると安心です。

殺虫剤を使用する

トコジラミ専用の殺虫剤を使用して、直接トコジラミに噴射するか、トコジラミが潜む場所に散布する方法があります。有効成分がプロポクスルまたはメトキサジアゾンの殺虫剤が効果的です。

ですが、トコジラミがいるかどうかも分からないのに殺虫剤を使用することは、人体やペットへの害がゼロとは言えないので、注意が必要です。

北海道立衛生研究所によると、トコジラミは狭く暗い場所を好み、ベッドマット、柱や天井、テレビ等の電化製品、壁の掲示物の裏や中に潜んでいます。

また、トコジラミは血を吸った後、隠れ場所へ戻る前に赤黒い糞(血糞)をします。血糞を目印に、トコジラミの生息状況が確認できます。

段ボールを家に持ち込まない

通販などで使用する段ボールにトコジラミがついている可能性があるため、家の中に段ボールを持ち込まないことをおススメします。

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トコジラミに関する基本情報

トコジラミに関する基本情報をご紹介します。

トコジラミの成虫は、扁平楕円形で赤褐色をしています。体長は5~8mmぐらいで目視できる大きさなので気づきやすいです。

吸血後はおなかがふくらみ、体長が1.5倍以上に大きくなるのでさらに目立ちます。

卵は約1mmの長さで黄色い長楕円形をしています。卵は小さいので見逃しやすいです。

トコジラミは夜行性のため、昼間は壁や柱のすき間に身を潜めるように隠れています。人が寝静まった後に動き出し、人や動物の血を吸います。

特に寝ている間には、首や手足などの露出部分がよく被害を受け、時には布団の中に忍び込んで吸血することもあります。吸血の際には口吻を刺し替え、その結果、吸血痕が2個並ぶことがよくあります。

北海道にトコジラミはいない?寒さに弱い?まとめ

  • 北海道でも以前からトコジラミの発生は報告されている
  • トコジラミは気温が低いと活動量が減るが寒さに強いため死滅しない
  • 北海道の屋内は暖かいのでトコジラミにとっても快適
  • 外国から手荷物経由でトコジラミが持ち込まれ、暖かなホテルで繁殖する可能性が高い
  • トコジラミ対策は、
    ・掃除を徹底する
    ・高温処理する
    ・殺虫剤を使用する
    ・段ボールを家に持ち込まない
  • トコジラミの成虫は扁平楕円形で赤褐色。体長5~8mmぐらいあるので気づきやすい

以上、北海道にトコジラミはいない?寒さに弱い?まとめでした。

人の往来の激しい都市部や観光地でトコジラミの発生が増えることが懸念されています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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