スーパーやコンビニなどのレジは、お客さんがいない時も店員さんが常に立っていますよね。昔からそうだったので見慣れた光景ではありますが、実際に働いている側からすれば、なぜ立ちっぱなしなんだろうと疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
筆者はコンビニで2年ほど働いていた経験があるので、その疑問がよくわかります。
そこで、こちらの記事では、スーパーのレジで立ちっぱなしなのはなぜかと、スーパーのレジがきつい理由やイスがない理由も考察し、まとめています。
スーパーのレジで立ちっぱなしなのはなぜ?
スーパーのレジで立ちっぱなしなのはなぜか、気になりますよね。
昔からずっと、スーパーのレジ=立ち仕事というイメージが定着しています。
立っているほうが素早く作業できる
スーパーでのレジは、買い物かごの中の商品をバーコードでスキャンし、会計後のかごに入れなおします。
イチゴや刺身などつぶれやすいものは上のほうに、牛乳や砂糖など重たいものは下のほうに入れなおしてくれますよね。まさに神業だと思います。
また、会計時には金銭の受け渡しなども、座っているより立っているほうがスムーズに行うことができます。
人によってはご高齢のお客さんのかごを袋詰めカウンターまで運んであげたりと、フォローも多くあるので、立ったままのほうが動きやすいですね。
座る時間がない
レジにお客さんがいない時は座っても良いのではと思いますが、溜まったレジかごを移動させたりなど、レジ以外にも業務があるので、そもそも座る時間がないという意見もあります。
お客さんが少ない時間帯はレジの稼働数も減るので、ものすごく暇な時間というのは少ないのではないでしょうか。
筆者がコンビニで働いていた時は、レジでお客さんがいない時も、常になにか作業をしていないとオーナーに動けと注意されます。
レジ内であれば、箸などカトラリーの補充、ポリ袋を使いやすいようにセットするなど。レジ外では、売れた商品の前出しや補充、清掃、ゴミ出し、カフェマシンのお手入れなど、多数あります。
時給制であれば、休憩時間以外はしっかり働くという考えのもとですね。雇う側から見ると、余計な人件費はかけたくないはずですので、仕方がないことかもしれません。
ただ、座ってできる作業もあるので、レジ内にコンパクトなイスが置いてあれば身体への負担も変わってきそうですよね。
こういったコンパクトなスツールだったらレジ内に置いても邪魔になりにくいのではと思います。
スーパーのレジがきつい理由
スーパーのレジがつらい理由について考察していきます。
その場に立ちっぱなしがつらい
ある程度移動ができる立ち仕事と、その場に立ちっぱなしの立ち仕事では、後者のほうが疲れます。
筆者はコンビニで働いていましたが、コンビニはレジ以外にも品出しや清掃、仕事がオールマイティーなので、その場でじっとしていることは少なく、よく動きます。
お昼のピーク時はレジに立ちっぱなしですが、お弁当をレンジで温める作業などが合間に入るので、こきざみに動いていることになるんですよね。
同じ姿勢で立ちっぱなしでいると、血流が悪くなってしまい、足の浮腫みや痛みを引き起こす原因になります。
イスに座りっぱなしも身体に良くないですが、その場に立ちっぱなしも身体に堪えます。
腰にもくるよね!
せめて、立ったり座ったり、いろんな動作が取り入れることができると少しは改善されるのではと思います。
冬場は寒い
レジは入り口付近に設置されていることが多いので、冬場は外からの冷気で寒くなります。たとえ厚着をしても、基本的にあまり動かないので、身体は芯から冷えて、さらにむくみが悪化してしまうことにもつながります。
また、制服がスカートであるスーパーが多いですよね。女性はスカートという古風な考えがまだまだ根強く残っていますが、スラックスなどのパンツスタイルでも良いのになと思います。
パンツスタイルなら中に厚いタイツなど重ね履きできるよね
立ちっぱなしでいることで血行不良になり、足が冷えてしまうのに、スカートでますます冷えを助長させることになりかねません。
スーパーのレジにイスがない理由を考察
続いて、スーパーのレジにイスがない理由の考察をあげていきます。
スペースが狭い
スーパーのレジスペースを見ると、単純に狭いです。時折、品物をスキャンする人と会計をする人とで連携作業していることがありますが、せいぜい二人立てれば良いぐらいのスペースしかありません。
狭いスペースにイスを置くと、たとえコンパクトなスツールだとしても邪魔だと思うことが多いかもしれません。
イスを置いておきたい人と、邪魔だから不要な人、自由に選択できれば良いですよね。
上記のようなコンパクトなスツールを隅に置いておき、お客さんが途切れた時に少し腰をかけるイメージです。
障害物となる可能性がある
レジ内のスペースが限られているため、コンパクトなイスを置いたとしても、なにかがあって急いで移動したときなど、イスに足をぶつけて倒したり怪我をしてしまう可能性も考えられます。
家の中で、よくイスの足に足指をぶつけることはありませんか? あのイメージです。
足指ぶつけたらめっちゃ痛い!
外靴履いてるから大丈夫なんじゃない?
スーパーでは外靴を履いているので、足指の怪我の可能性は低そうですね。
お互い急いでいる
スーパーやコンビニで共通しているのは、お客さんが急いでいる雰囲気。なるべく早くレジを済ませて帰りたいですよね。
混雑する時間帯にレジに行列ができると、お互い気まずい思いになります。
筆者はコンビニで何度もお客さんに怒られました。ダイレクトに文句を言ってきたり、文句を言わなくても顔がすでに怒っていたり、声が怒っていたり‥。お客さんって、とにかく急いでるんですよね。
急いでも仕方ないのにねぇ‥
急いでいる人が多いから、立ったままのレジのほうが作業が素早くこなせるという見方もあります。
せめて、お客さんがいない時は店員さんは座ってもあたりまえな世の中になってほしいものですね。
スーパーのレジで立ちっぱなしなのはなぜ?きつい理由やイスがない理由を考察!まとめ
- 立ったままのほうがレジ打ちの効率が良い
- そもそも座る時間がないほど忙しい
- 立ちっぱなしはつらいので、立ったり座ったり、いろんな動きを取り入れると良いのでは
- 邪魔にならないコンパクトなスツールを置いてお客さんのいない時に座るのもありだと思う
- スーパーのレジにイスがない理由はレジ内のスペースが狭いから?
- お客さんがいない時は店員さんは座ってもあたりまえな世の中になってほしい
以上、スーパーのレジで立ちっぱなしなのはなぜ?きつい理由やイスがない理由を考察!まとめでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。